こんにちは、ヒメです。
何十年も素通りしていたメキシコのプエブラにはじめて立ち寄りました。
なぜだかわからないのですが、理由もなく、ここだけまるで避けていたかのように、途中下車せずにいた場所です。
今回も、こちらを素通りしてサカテカスへ行くつもりでした。
ですが、オアハカ滞在最終日前日に、宿泊先で仲良くなったアメリカ人女性に「プエブラはどう?泊まったところもとてもよかったし、ヒメも好きだと思うわ」
そんなふうに、色々と話しているうち、急にプエブラへ行く気になり、ホテルを教えてもらい急遽プラン変更。
そんなわけで、いつものごとく、なんの予備知識もなく、下調べもせずに訪れたプエブラでしたが、なぜ今までなぜ素通りしてたのか?と自問するほど、また訪れたい場所のひとつとなりました。
今度は郊外へ足を延ばしたいな(単純)。
今回は、宿泊先から目と鼻の先ほどの近距離にあった【アンパロ博物館】がとてもステキな場所だったので、シェアしたくメモしておきますφ(..)
Contents
Museo Ampalo アンパロ博物館
プエブラ滞在初日にふらっと訪れた【アンパロ博物館】ですが、なんの知識も期待も持たずに訪れた私とって、嬉しい発見の博物館となりました。
ここだけで、プエブラに立ち寄ってよかったとさえ思ってしまった:)
モダンな内装に、現代アート博物館なのか?と思わせますが、植民地以前の時代から、近代にわたるまでのメキシコの芸術コレクションの数々にふれつつ、メキシコの豊かな文化、歴史をも知ることのできる博物館なのです。
メキシコの豊かな文化
古代メキシコ、先コロンブス時代のアート、ユニークな作品もみられる豊富なコレクションに、副王時代の絵画、調度品などのコレクションと、展示は大きく二つにわかれています。
モダンでリラックスできる館内
訪れた時期もあるのかもしれませんが、館内は空いており、おかげで思う存分、自分のペースで展示物を楽しむことができて最高でした。
コレクションもさることながら、その内装もとてもいい感じ。
素敵な椅子も設置されており、テーブル上の素敵な本をパラパラっと見ながら、ひと息ゆっくりできました。
↓写真下、1階のスペースの展示も時期で変わるみたいです。(このときのオブジェはコロンビアのアーティストの作品。)
そして、常設展示に加えて、このときの企画展も大変魅力的でした。
幸運にも、私が訪れたときは、メキシコの有名な小説家であり写真家でもある【FUAN FULFO】フアン・ルルフォの写真展が開催されていたのです。
今まで訪れたことのある場所を、ルルフォの収めた写真の中に見ると、その場所の印象がまた変わります。
写真の中に、私が感じたことのない時間の流れと空気感を感じて、すごく惹きつけられました。
↓BBC NEWSに掲載されているルルフォの記事↓
https://www.bbc.com/news/world-latin-america-39921471
屋上テラス&カフェでのんびり
アンパロ博物館には、ギャラリーのほか、ちょっとしたギフトショップやカフェもあります。
併設カフェは屋上にあり、外の空気に触れて休憩がでるほか、屋上からプエブラの街並みも見下ろせます。
ここは、16世紀に遡り、様々な用途で使われた建物をリノベーションしてできた博物館なのですね。
だからなのか、館内はモダンな感じでとてもきれいでありながら、なぜか周りに溶け込むような、歴史を感じる場所。
外の暑さが嘘のような静かで涼しい空間で数々のコレクションにふれ、リラックスをもできる素敵な博物館でした。
観光の合間、賑やかなセントロから逃れて、こんな場所でお茶をしながらゆっくりするのもいいのではと思います。
日・月曜日はフリー、トイレもとてもきれいなので、興味のないかたでも、休憩スポットとして使うのもありかなと思います。
観光メモ
セントロからすぐ近くです。
■Museo Amparo【アンパロ博物館】
開館時間:10:00~18:00、土曜日:10:00~20:00 火曜日閉館。
入場料:35ペソ 日曜日と月曜日は無料です
URL: https://www.museoamparo.com/
小腹が空いたらチューロス屋さんへ
セントロからアンパロ博物館にむかう途中に、チューロス屋さんがあります。
↓Antiqua Churreria de Catedral
昼となく、夜となく、ひっきりなしにお客さんが並んでいました。
たぶん、人気店なんだと思う。
「ここのチューロスは美味しいんだよ!」と、店の前で見ず知らずの方に、熱々の1本をいただいたのがきっかけで度々利用しました。
チョコラテ(ホットチョコレート)も美味しいので、スペインっぽく、チューロスを浸して甘々で食すのも美味しいです。
で、こちらで私のお気に入りは【Tortaトルタ】、メキシコのサンドイッチです。
メキシコの大衆食トルタ、私はこれが大好きです。
プエブラには【Cemita】という、プエブラならではの美味しいトルタがあるのですが、ボリュームがありすぎて、いまあシニアとなった私は1つ食べるのに精一杯なのです。
が、ここでは普通にシンプルで小さ目トルタ↓を頼めるので、好きな具材で2種類楽しむことも可能。
ちょこっと小腹がすいたときや、連日ヘビーなものを食べて疲れているとき、そんなときにもおすすめです。