こんにちは、ヒメです。
旅行をして「その国ならではのものを食べる」というのは、旅の楽しみのひとつでもありますよね。
短い旅行でも、日本食が恋しくなる、「醤油」を持っていく、といった声もよく聞きますが、旅行であれば私は日本食がなくても大丈夫。
なので、数週間、数か月くらいの旅ならば、できるだけ食べたことのないものに挑戦し、気に入ったローカルフードを食べて旅を楽しみます。
以前は、周りが驚くほどの量を食べていた私も、最近では沢山食べることができなくなってきました。
年齢とともに、消化機能も落ちるのだな、ということが身に染みる今日この頃、ちょっぴり寂しいです。
そんなわけで、
旅行中も、食べたいものが沢山あるにもかかわらず、思う存分に食べ尽くすことは到底できず、その上ひとり旅なのでシェアすることも出来ず、「これを食べるとあれが食べれない、、、」というジレンマをかかえ究極の選択のごとく、考えて食事をしています。
そんな私が、美食の国ペルーにて、もしたった1日しか滞在できないのなら絶対これを食べて帰ってくる!というものをシェアします♪
ペルー料理3選
とにかく、美味しいもの、食べたいものがありすぎて、何を食べたらよいのかわからなくなってしまう国ペルー。
今まで35ヵ国しか旅したことがないのですけれど、どの国にも、美味しいものがありました。
ですが、その中でもダントツで、美味しい&大好きと思うのがペルー料理です。
なので、旅の日程も、mistura(食の祭典)に合わせて旅行したり、日本でも週5くらいでペルー料理を食べにいっていた時期がありました。
「ペルー料理」と一言でいっても、訪れる都市により食べたいものも変わったりするのですが、まずは絶対に食べる!という、絶対外せないだろうという私の好きな3選をご紹介します。
ペルーの美味しいフルーツ
「料理」と書いておきながら、いきなり料理ではないフルーツですみません😅
みなさん果物は好きですか?私は大好きです。
なので、必然的にトロピカルな果物を食べることができる国=好きになるのだと思います。
メルカドなどへ行くと、もうどれでも手あたり次第食べたくなります。
その中でも、絶対に食べておきたいペルーのフルーツは、
【チリモヤ Chirimoya】:言い表すのが難しい。うっすらパイナップルとバナナの入ったヨーグルト?濃厚でクリーミーなチリモヤ。美味しい!
【ルクマ Lúcuma 】:これは生でそのままより、アイスクリームやスムージーなどで食べることが多いのかもしれません。
それらも、もちろん美味しいのですが、私はそのまま生で食べるのも意外に好きです。フルーツだけど、なんか焼き芋とかぼちゃが一緒になったような、フルーツのカテゴリーで食べたことのない味と食感。
チリモヤと違う意味で濃厚です。いただくときに飲み物は必須(口の中がモサモサしちゃうから)。
フルーツ関連で飲み物をひとつだけ、
【チチャ・モラーダ Chicha morada】:紫トウモロコシのジュース。リンゴやパイナップルの皮、シナモンにクローブなどを加えて、まるでスープのようにぐつぐつ煮て作るジュース。
レストランにジューススタンド、スーパーでと、いたるところで飲めるペルーを代表する飲み物ですが、やはり手作りがいちばん美味しい!味が全く違います。
アンティクーチョ Anticuchos
牛ハツの串焼き。
なんか文字にすると地味なのですが、めちゃくちゃ美味しいのです!
あっ、日本の焼き鳥ね、と思ったら大間違いです!
スパイシーなたれに漬け込んだ、しっかりとボリュームのあるハツを豪快な炭火で焼く「アンティクーチョ」という名の牛ハツの串焼き。
これにアヒ(唐辛子のソース)をつけて食べます。
日本のお上品なサイズ感の焼き鳥を、これまたパタパタっと小ぶりの炭火で焼くハツもまた美味しいですが、それとは一線を画すこちらがまた大変美味しいのです。
Anticucheria(アンティクチェリア)という専門のお店がちゃんとあって、見つけるのも簡単、夜は路上に屋台が出て焼いてたりするので、お腹が空いてなくても食べたくなってしまいます。
これを食べに行くときは、すぐに洗える洋服orどうでもよい服がいいです(豪快な炭火だから😄)。
Cebiche
他のラテン諸国でも食べれるセビッチェではありますが、ペルーのものしかセビッチェと呼びたくないな、と思ってしまうほどの美味しさです。
もう本当に大好き!毎日食べたい。
ペルーへ行ってこれを食べずに帰ってくるとかありえません。
お魚、生ものが苦手でないのなら絶対に食べるべき1品。
いや、なにがなんでも食べておくべき一品です。超絶おすすめ、というより、食べてほしいです。
Cebicheセビッチェと一口に言っても、色々な種類があります。
〈Cebiche mixtoセビッチェミクスト〉といってお魚とタコなど魚介を合わせたものや、お魚だけのセビッチェペスカードなど様々。
私はミクストではなくて、ソロペスカード魚だけ&ちょっと刺激的に辛いのがすきです。
そしてここはペルー、その魚も種類が色々あり、これまた選択肢が多くもどかしい。
そして、写真の黒い貝のセビッチェはコンチャスネグラといって、1年の内食べれる時期にしか食せないセビッチェでこれもたま美味。
このセビッチェには、カンチャ(油と塩で炒ったドライコーン、私はちょっと苦手)、チョクロ(茹でたジャイアントコーン、大好き!)、カモーテ(甘~いサツマイモみたいなの、辛いのと甘いの組み合わせがまたよい)が付け合わせとして添えられていることが多いのですが、この【辛い+しょっぱい+酸っぱい+甘い】の組み合わせがまたなんともクセになり、美味しさを引き立てるのです。
そして、味の決め手、影の主役はレモン!日本のレモンとは一線を画すリマレモンではないかと私は思っています。
他にも、セココンビナード、ミヌータ、ポヨアブラサ、サンドイッチに、マサモラモラーダ、、、と、美味しいものは沢山あります。
その中から、1日しか滞在できなかったら?と考え選んだ私の3選。
ここにあげたペルー料理は日本でも食べようと思えば食べれるのですが、やっぱり本場ペルーで食すのは全く違うのです!
ぜひぜひご旅行の際はこれらを堪能していただきたいです。
観光メモ
リマのセントロにペルー料理館というのがあります。
La Casa de la Gastronomía peruana
こじんまりした施設で、写真や陶器のレプリカ、色々な模型などの展示物からペルーの食文化について知ることができる観光スポットです。
正直、観光におすすめか?といわれると、大多数のかたに対しては「行かなくていいです」といった感じなのですが、私はペルー料理が大好きなので、もちろん立ち寄りました。
簡素な展示なのですが、美味しいペルー料理のルーツを知ることができ興味深かったです。
前出のフルーツ「ルクマ」が太古の昔からあったと知り、びっくり!
あんな美味しいものを昔の人は食べていたのか、などとひとり空想の時間を過ごしました。
料理館という名からわかる通り、展示のほとんどがレプリカだったり、ちょっとした企画展のような風情で、期待をして入場するとガッカリすること間違いなし(笑)
ですので、私のようにペルー料理が好き、もしくは何に対しても好奇心を持てるかたであれば立ち寄ってもいいかな、という場所です。
そうでない場合はそのままスルーしてすぐそばのサント・ドミンゴ教会へどうぞ。
■La Casa de la Gastronomía peruana(ペルー料理館)
入場料:3ソル S/.3.0
開館時間:火曜日~日曜日 9:00 a.m.- 5:00 p.m.
URL:Casa de la Gastronomía Peruana